子ども虐待防止市民フォーラム 「虐待死0(ゼロ)のまちをめざして」
8/30エルガーラホール 大ホールにて、福岡市子ども虐待防止推進委員会が主催されたフォーラムが開催されました。関心が高いのか、会場には約500人くらいの人たちで埋め尽くされていました。託児も無料でお願いできたので、子育て中のママもいました。

元児童相談所の職員、日本社会事業大学専門職大学院 准教授の宮島清さんが「子ども虐待の理解と家族支援〜怒りではなく、悲しみと苦しみで〜」のテーマで基調講演されました。
『虐待』=保護者への非難、怒りから通告=解決した気分になりがちですが、本当はそれは解決にならない。
まずは保護者を責めるのではなく、一緒に悲しむ『共感』が大事とのこと。
確かに、私たちはニュースを見て、事件が起きた背景や相手の心境もわからずに、否定し怒りをあらわにしてしまいがちです。
ほんとうは、小さなSOSをだしているのにどこに相談をすれば良いのかわからないという人もいます。自分がしていることが虐待なのかと悩んでいる人も。
周囲の人が気づいていたのに、仕返しが恐いと児童相談書に報告しないという事例もあるそうですが、勇気をもって報告することで、子どもの命が救われるということを忘れてはなりません。
後半は『虐待死ゼロのまちをめざして』 をテーマにパネルディスカッションが行われました。
パネリストは、福岡市教育委員会 スクールソーシャルワーカー 梶谷優子さん 、城南区田島校区 子育て交流サロン「さくらんぼ」サポーター倉持久美子さん、南区弥永西校区 主任児童委員 簑原かおるさん。コーディネーターは、福岡市こども総合相談センター所長の藤林 武史さんでした。
それぞれが活動している事例を発表後、感想を述べられましたが、
地域との関わりが活発な地域は、虐待の芽を防いでいるのだなと感じました。
「他の子どもたちに比べ、自分の子どものおむつがなかなか外せないことに苛立ち、
ついしかってしまっていたママがいてスタッフが声かけをして相談にものっていました。
後になって叱っていたことを後悔していました」という事例などをきいていると、この話のように気にかけてくれる地域の人や相談相手がいる人はまだ救いですが、いない人がどんどん深く思い詰めてしまい、虐待につながるケースも多いのかなと思います。
虐待は地域の人たちが関心をもって、怒りではなく、共感し悲しむこと苦しむことから
解決への第一歩が踏み出されていきます。
虐待死0のまちを目指さして、自分の周囲の家族にも目をむけていきたいですね。
主催:福岡市子ども虐待防止推進委員会
後援:西日本新聞社
電話相談窓口
福岡市こども総合相談センター(えがお館)TEL.092-833-3000
NPO法人ふくおか・こどもの虐待防止センター(F・CAP-C)TEL.092-738-7404
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